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太陽のピラミッドは、メソアメリカのテオティワカン遺跡内にあり、約200年頃に建造されました。これはテオティワカンで最大かつ二番目に大きな建造物で、死者の大通りに面しており、シウダデラと月のピラミッドの間に位置しています。

「太陽のピラミッド」という名は、テオティワカンを放棄した後に訪れたアステカ文明の人々によって名付けられましたが、テオティワカンを築いた人々が付けていた元の名称はわかっていません。

建設は、約1世紀から150年ごろのツァクアリ相に始まり、二段階で行われました。壁画や石膏で装飾され、その上には祭壇がありましたが、現在は残っていません。ピラミッドの目的や崇拝されていた神については明らかではありませんが、この建造物はテオティワカン社会における宗教的な役割を果たしていたと考えられています。

月のピラミッドはテオティワカン遺跡内に位置し、太陽のピラミッドに次いで2番目に大きな建造物です。ナワトル語で「テナン」と呼ばれ、セロ・ゴード山を模倣するように建設されました。建設は紀元前100年ごろから450年ごろまで続き、ピラミッドの頂上には舞台があり、死者の大通りから繋がる4段の階段状の祭壇があります。ピラミッドの正面には月の広場があり、中央には独自の構造をした祭壇があります。

テオティワカン遺跡を南北に貫く都市のメインストリート 。長さ4km、幅45m。
ミカトリ相（150年 - 200年）の時代につくられた。