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佘山扶助者聖母大殿は、中国の上海市松江区の佘山の頂上にある大規模なカトリック聖堂で、中国カトリック教会の著名な聖母巡礼地です。

この聖堂の歴史は古く、佘山周辺では100年以上前からカトリックが広まっていました。聖堂の建設は、1868年に始まりました。その後、大聖堂の建設が行われ、1935年に完成しました。

大聖堂はロマネスク建築で、外観は赤レンガの壁と尖がったアーチ型のステンドグラスで飾られ、内部には3000人の座席があります。聖堂の最も特徴的な部分は、38メートルの高さの鐘楼で、その頂点には「進教之佑聖母托小耶稣」の銅像があります。

文化大革命の時期に大聖堂は破壊されましたが、その後復興され、1981年に再びカトリックの礼拝が行われるようになりました。今日、この聖堂は信徒や観光客にとって重要な場所であり、多くの人々が巡礼に訪れます。