ハリネズミは、口先（くちさき）が長（なが）く前方（ぜんぽう）に突（つ）き出（だ）し、大型（おおがた）の眼（め）と耳介（じかい）を持（も）ちます。夜行性（やこうせい）で単独（たんどく）生活（せいかつ）し、森林（しんりん）や砂漠（さばく）などさまざまな環境（かんきょう）に生息（せいそく）します。食性（しょくせい）は雑食（ざっしょく）で、ミミズを主食（しゅしょく）とし、甲虫（かぶとむし）やハサミムシなどの無（む）脊椎（せきつい）動物（どうぶつ）も食（た）べます。さらに、カエル、鳥（とり）の卵（たまご）や雛（ひな）、齧歯類（げっしるい）、動物（どうぶつ）の死骸（しがい）、果実（かじつ）なども摂食（せっしょく）します。甲殻類（こうかくるい）や小型（こがた）軟体（なんたい）動物（どうぶつ）、魚（さかな）も一部（いちぶ）の種（たね）で食（た）べることがあります。